プロバスケットボールチーム「東京八王子トレインズ」は4月14日、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)でチーム初となるファンミーティングを行った。
ファンから直接意見を聞こうと、プロ参戦後3年目にして初めて行われた同イベント。今回はファイナルステージ第4節「大塚商会アルファーズ」戦の試合終了後に行われた。
当日は事前に参加申し込みを行ったファン22人に加え、選手兼社長としてチームを運営するTHTマネジメント(子安町3)の和田尚之代表らが出席。ファンからの質問や意見、要望に和田さんが答える形で進められた。
ファイナルステージも7勝1敗と順調に勝ち進んでいることから、ファンからはリーグ優勝決定後、5月27日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で行われることとなるB2・B3リーグの入れ替え戦に向けた話が多く飛び出した。このほかにもホームページ内の選手情報の充実やツイッターをはじめとしたSNSの活用、チームの在り方からチケット販売への要望までさまざまな意見が飛び出し、1時間以上にわたって盛り上がった。
和田さんは「楽しかった。日頃から会場では声を掛けていただき、ピンポイントで言われることも多いのだが、今回はちゃんと集まって話ができたので、いい会になった思う。正解はないと思っているので、いろいろなアドバイスを聞いた上で使えるものは参考にさせていただきたい」と話す。
同様の催しは今後も開催していく方針で、「ファンミーティングは意見を言える参加型のもの。そういう場は欲しいと思っていた。ライトなファンの方にも来ていただきたいし、厳しい意見を言っていただいても構わない」。今シーズンも5月末までと残り短くなったが、「完全優勝して3冠を取り、入れ替え戦に勝つために頑張りたい」と意気込む。