JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が8月2日、旧国鉄時代に特急用車両として製造され、特急「あずさ」などに使われた「189系」車両の部品販売会を行うと発表した。会場は豊田車両センター(日野市東平山3)。
「189系」については、今月1月に旧「あずさ」色のM50編成、4月にクリーム色と赤い帯が特徴的な「国鉄色」の「M51」編成と「グレードアップあずさ色」と呼ばれる塗装が施された「M52」編成の3編成が引退した。今回は各車両で使われていた部品を、かつて所属していた同センターで販売する。
販売会は9月22日に行う。開催時間は午前の部=9時30分~12時40分、午後の部=13時30分~16時40分で、どちらか一方のみ参加可。展示販売では、テーブルや広告枠、指定席・自由席の表示板、温度計、座面など各回120品を用意することにしており、一人1品限りの販売となる。
最高額で入札した人に販売する「入札販売」については、車両側面の行先表示器や運転台の座席など各回10品を用意。入札数・購入数のそれぞれに上限はない。
参加には事前申し込みが必要で、募集人数は各回100人。はがきで同社まで申し込みを受け付ける。申し込み数が募集人数を上回った場合は抽選。今月24日必着。