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八王子「8Beat」で「サンマの解体ショー」 4周年記念でパーティー開催

沈金師の春日さんが腕をふるった「サンマの解体ショー」の様子

沈金師の春日さんが腕をふるった「サンマの解体ショー」の様子

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 八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)通り沿いにあるコワーキングスペース「8Beat(エイトビート)」(八王子市三崎町)が11月1日、オープン4周年を迎えた。

4周年記念パーティーには日頃の利用客ら多くの人が集まった

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 11月1日11時11分と「1」が並ぶタイミングでオープンした同施設。30席ほどのテーブル席に加え、会議スペースや、コーヒーなどが飲める給茶器、コピー機などを用意。コワーキングスペース利用のほか、イベント会場としても使われている。

 当日は19時から4周年記念パーティーを開催。同施設を運営する小柳次郎代表がスパイスからこだわったという手作りカレーを客に振る舞ったほか、昨年に続き同施設スタッフがビール工房を訪れて作ったというオリジナル「8Devil(デビル)」も提供された。

 ギタリストとしても活動している「JEEP橋本」さんが長渕剛さんの楽曲「乾杯」を参加者全員と歌い上げ、乾杯の音頭とするなど会は序盤から盛り上がった。沈金師の春日友子さんがサンマを3枚に下ろし、刺し身として提供する「サンマの解体ショー」や、9月に発生した北海道胆振東部地震を受けたチャリティー企画なども実施。八王子の産業活性化組織「サイバーシルクロード八王子」(明神町2)は、地元で採れたパッションフルーツを使った新商品「パッションフルーツサイダー」を販売し好評だった。

 「4年前、八王子にも気軽に飲んだり食べたりしながらハックできる場所があったらいいという軽いノリから始まった。当時、コワーキングスペースは一般的ではなかったかもしれないが、この4年でコワーキングスペースの認知度は高まったと思う」と小柳さん。多機能施設も増え、コワーキングスペースを巡る環境も変わっていることから、「『8Beat』のような施設が今からできるのかと言われたら難しいかもしれない。そういう意味では時代の変化を感じるが、地域の中に根付いてきたのではないかという自負はある」とも。

 「世の中の動向もどんどん変わっており、働き方改革などでシェアオフィスやテレワークといったものがマスコミをにぎわせている。コワーキングスペースの機能はどんどん求められていくと思う」とした上で、5年目の「8Beat」について、「無機質なスペースを提供するのではつまらないので、この4年でつちかってきた人と人とのつながりを生かしていけるような場所にしたい。今、地域の中で果たしている役割をもっと深掘りしたい」と意気込む。

 営業時間は9時~21時(土曜・休日は19時まで)。料金は、月額会員=9,800円、ドロップイン2時間=500円、同1日=1,000円。

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