プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」のヘッドマークを付けた列車が2月1日から期間限定で、京王線全線で運行される。
専属チアチームのダンスには「指差し確認」をモチーフにしたポーズも
3月8日・9日にエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で行われる、シーズン第25節「香川ファイブアローズ」戦に合わせて企画された。京王電鉄は2018年シーズンからビートレインズとスポンサー契約を結んでおり、特に同節は「京王電鉄マッチ」と位置付けられていることから実現した。
試合の開催日などを記したヘッドマークを8000系車両1編成に取り付けており、試合2日目の3月9日までの間、運行する。そのほか、会場の最寄り駅である狭間駅構内には、ビートレインズのユニホームなどにも使われている赤と黒を基調にしたフラッグやポスターを掲出。京王電鉄の担当者は「駅から試合を盛り上げる」と話す。
客席には「快速」「特急」「急行」といった名前を付け、席への案内には「1番線」など電車をモチーフにした演出を各所で行っているビートレインズ。チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の望月舞子さんは「チーム名に『トレインズ』と付けたのも多くの電車が乗り入れている地域であることに由来している。チーム創設4年目にして、京王電鉄のロゴが入ったユニホームを着用させていただけることになり、本当にうれしく思っている」と話す。
「京王電鉄マッチ」の開催は今シーズンで3回目。「今回はヘッドマークにロゴを入れていただき、また、狭間駅にフラッグを掲出いただけることになった。3月8日・9日はさらにバスケファンだけでなく電車ファンにも楽しんでいただけるよう、京王電鉄マッチを盛り上げていきたい」と意気込む。