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日本茶・中国茶カフェ「升階茶寮」が10周年 「神話的メニュー」やゲーム会など催しも

10周年を迎えた「升階茶寮」の店内

10周年を迎えた「升階茶寮」の店内

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 八王子駅南口近くの日本茶や中国茶を扱うカフェ「升階茶寮」(八王子市寺町、TEL 042-626-2470)が4月1日、開店10周年を迎えた。

店内には各種のアナログゲームも備える

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 「日本茶インストラクター」の資格を持つ山本哲也さんが、マンション2階の1室を改装して2009年4月1日に開いた同店。席数は12席。日本茶のほか和紅茶、抹茶、中国茶、ハーブティーなどを提供している。店内には東京産や宮崎産など各地の茶葉を使ったオリジナルティーバッグなどの販売コーナーも展開。山本さんが猫好きであることから、猫の写真や招き猫の姿などをパッケージに使った商品となっている。

 30年ほど前からテーブルトークRPG(TRPG)をたしなんでいるという山本さん。そこで、フードメニューとして、「糖質と脂質の申し子」(500円)、「洋酒の秘密」(700円)、「謎の浅浮き彫り」(150円)、カクテルの「クトゥルフ御大」(1,000円)などを取りそろえる「神話的メニュー」も用意する。

 同メニューには「このメニューの意味が分からないアナタ。アナタは幸せです。見なかったことにしましょう。深く考えてはいけません。意味を理解してしまったアナタは正気度ロール(0/1D2)。またクトゥルフ神話技能に+2%すること」(原文ママ)とも書かれており、ユーモアを見せる。

 この10年を振り返り、「あっという間だった」と山本さん。客層は20~30代の女性が中心で、カフェ利用が多いという。今月6日には茶葉を飲み比べできる試飲会、20日にはTRPGをテーマにした体験会などイベントも定期的に開催。「動画でお茶の入れ方を紹介することもやってみたい」と新たな企画にも意欲を見せる。

 今後については「10年やってきて、いろいろなものを見てきたことで、スタート地点に立ったような感じがする。もっと自由にやりたいことをやってもいいんじゃないかと思うようになった。いろいろと模索をしていきたい」と意気込む。

 営業時間は14時~23時。月曜と第2・第4日曜定休。

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