日替わりでさまざまなパン店が出店する「八王子一坪パンまつり」が5月30日、八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」(八王子市中町)で始まる。
「日本一小規模なパンの祭典」をうたい、2017年5月に初めて行った同イベントは今回で5回目。「はちチャレ」はドン・キホーテ八王子駅前店前に位置する、わずか一坪のチャレンジショップで、6日間の開催期間中、日替わりでパン店が販売を行う。
今回は、30日にゆいまーる生活館(南新町)と「Deep Forest 高尾店」(東浅川町)が合同出店するほか、31日=森のこびと(谷野町)、6月1日=市内に工場を持つベーカリーチェーン「HOKUO」を展開する北欧トーキョー(神奈川県座間市)、2日=パネッテリーア(八王子市七国6)、3日=ゴンファノン(大和田町5)、4日=「Yショップ ippuku」(旭町)がそれぞれ日替わりで出店する。
期間中、パンを購入し4つスタンプを集めた人には、小麦粉を材料にした「パン粘土」で作った「焼きたてパンのストラップ」を進呈するほか、毎日通いすべてのスタンプを集めた人には「コンプリート賞」も用意する。
パンをきっかけに地域活性化を目指す同イベント。今月25日・26日に南大沢中郷公園(南大沢)で開かれたコーヒーをテーマにしたイベント「うえすとさいど coffee Vol.1―ONE DAY JAM PARK」とコラボするなど積極的に活動しているほか、会場の近隣にある「八王子イタリアン 鉄板肉バル PARTENZA(パルテンツァ)」(中町)店長の大川さんらが運営面で協力するなど地元をあげてイベントを作り上げている。
昨年11月以来の開催となる同イベントを手掛ける賀澤志帆さんは「よりすぐりのパン店の皆さんに来ていただく。皆さんのご協力のおかげでやれている」と話す。「前回は最終日に『明日からパンまつりロスだ』と言われたのがうれしかった。5回もやると最初は思っていなかったが、1回目から反響が大きく、『次はいつやるの?』と聞かれるほど。喜んでいただき期待に応えられるようやってきた。打ち上げ花火で終えるのではなく、店やスタッフのファンになってもらえるきっかけになれば」と意気込む。
開催時間は各日10時~(商品なくなり次第終了)。