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JR東、中央快速線を終日快速運転に 来春のダイヤ改正で、終電は繰り上げ

現在は深夜などに各駅停車が運行されている中央快速線

現在は深夜などに各駅停車が運行されている中央快速線

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 JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が12月13日、中央快速線の終日快速運転化など来年3月に行うダイヤ改正の概要を発表した。

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 現在、中央快速線については、早朝・夜間帯で各駅停車の「中央緩行線」を経由した運転を行っているが、来春のダイヤ改正でこれを取りやめることになった。

 中央・総武線各駅停車の各駅では順次ホームドアの設置を予定。今回のダイヤ改正に合わせ、総武線各駅停車は御茶ノ水駅での折り返し運転を取りやめ、三鷹~千葉間を終日直通運転に変える。これを受け、中央快速線についても、三鷹~御茶ノ水間で中央緩行線経由の運転を取りやめることになり、終日快速運転に変わる。三鷹~御茶ノ水間の運転時間が短くなることから、同社は「早朝・夜間帯の所要時間が約8分短縮する」と説明する。また、中央緩行線の三鷹~立川間の乗り入れもやめ、早朝の武蔵小金井・国分寺・立川などの始発列車の運転を取りやめるという。

 輸送体型の変更に伴い、終電付近の運転時刻も見直す。現在は0時20分東京発の各駅停車高尾行きが運転されているが、ダイヤ改正後は0時15分東京発の快速電車を運転。高尾に到着する時刻は1時37分から1時22分に早まる。中央特快として、下り=23時45分東京発、上り=22時9分大月発、23時6分高尾発もそれぞれ新設する。

 特急「あずさ」は、首都圏~甲府・信州エリアへのアクセス向上を目的に、一部で運転区間や停車駅を変更。新宿7時30分発の「あずさ3号」を、塩山・山梨市・石和温泉の各駅にも停車させるなど下り5本、上り6本で見直しを行う。富士急行線と直通する特急「富士回遊」も毎日1往復増発することで、首都圏と富士山エリアのアクセス向上を目指す。そのほか、平日夕方の通勤時間帯に特急「おうめ」の増発も予定。

 ダイヤ改正は来年3月14日に実施する。

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