多摩市は4月30日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐための外出自粛を応援しようと、「おうちで過ごそう!ぬり絵大作戦!」を始めた。
外出自粛が進む中、子育て世代に自宅で楽しんでもらえるコンテンツを提供しようと立ち上げられた今回のプロジェクト。市と地域活性化に関する連携協定を結んでいる日本アニメーション(多摩市和田)の協力の下、塗り絵を制作。市ホームページ上で提供している。
同社の「あらいぐまラスカル」などの作品のキャラクターを使った多摩市オリジナルの塗り絵として、大人向け1種類、小中学生向け2種類、幼児向け2種類の5種類を用意。掲載されている画像を印刷することで塗り絵の台紙にできるほか、今後、印刷できない人向けに市広報紙にも掲載する方針。今夏には塗り絵コンテストの開催なども計画しているという。
市の広報担当者は「新型コロナウイルス感染症の収束後は、まちの活性化につなげる取り組みとしても活用していく」と話し、「この取り組みで多くの市民の方に自宅で楽しんでもらえれば」と期待を込める。