セレオ八王子北館(八王子市旭町)が5月21日、約1カ月半ぶりに1階・地下1階フロアの営業を再開するなど八王子の大型商業施設で営業再開の動きが進んでいる。
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、東京都などを対象に緊急事態宣言が発令されて以来、八王子でも多くの商業施設が臨時休業に追い込まれていた。しかし、ゴールデンウイーク明けの今月7日、八王子東急スクエア(旭町)が営業時間を短縮した上で、一部店舗で営業を始めるなど、徐々に営業再開への動きが出ている。
セレオ八王子北館では、これまで1階=成城石井など、地下1階=マツモトキヨシなど、2階=有隣堂アネックスといった一部店舗を除いて、全館で臨時休業を行っていた。21日からは1階と地下1階について、全日10時~20時に営業時間を短縮し再開。2階~10階については、有隣堂アネックスと同じく2階のスターバックスコーヒーなどを除いて、臨時休業を続ける。同施設では、ホームページなどで来店の際のマスクの着用や少人数での来店などを呼び掛けている。
今回の営業再開を受け、ネット上では「うれしい」「待ってました」「週末は混みそう」(以上、原文ママ)などの声が上がっていた。
京王八王子ショッピングセンター(明神町3)も、これまで地下1階、1階、2階の一部店舗を除いて臨時休業を続けてきたが、21日から営業時間を短縮した上で、各フロアの営業を再開した。営業時間は地下1階=10時~20時、1階~9階=10時~19時、10階・11階=11時~20時。
同様の動きは広域八王子圏のさまざまな商業施設で進んでおり、ココリア多摩センター(多摩市落合1)では、14日から1階~4階を除いて営業を再開していたが、21日からは10時~18時(7階は20時まで)と営業時間を短縮した上で、全館の営業再開に踏み切った。