新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的に臨時休館しているサンリオピューロランド(多摩市落合)が7月20日、営業を再開する。
2月22日から現在まで約4カ月間にわたって臨時休館を続けている同施設。営業再開は6月13日。施設を運営するサンリオエンターテイメント(落合)が発表した。
一般営業に先駆け、7月13日~19日の間、年間パスポートを持っている人を対象にプレオープンも行う。当面、インターネット上で事前に日付指定付きの入場整理券を申し込み、当選した人のみ入場できるという。
運営再開に当たり、一部のショーやパレードの上演休止のほか、非接触型のキャラクターグリーティングの実施、ビュッフェ形式の一部レストランの運営休止と座席削減、スタッフのマスク、フェースシールドの着用などのさまざまな感染予防対策を行う。入場者にも、マスクの着用に加え、入場ゲートでの検温や手指消毒、せきエチケット励行やスタッフとのソーシャルディスタンス確保など協力を呼び掛ける。
休止となるアトラクションやライブショーの上演、イベントなどの再開について、同社では「あらゆる状況を鑑みながら判断する」と説明。休業期間中、ライブ配信プラットホーム「SHOWROOM(ショールーム)」でショーのライブ配信を行うなど、さまざまな取り組みを行ってきたが、営業再開後は入場制限をかけるため、引き続きオンラインコンテンツも提供していくという。
「ピューロランドの再開に当たり、 お客さまと従業員の安全と健康を最優先に 、 安心してご来場いただくための安全対策や衛生環境を整え 、 感染拡大の防止に細心の注意をはらい運営していく」とも。
入場整理券の申し込みは、6月26日からホームページで受け付ける。