京王電鉄が9月16日、高尾山を題材にした物語が「日本遺産」に選ばれたことを受け、「日本遺産認定記念乗車券」を発売すると発表した。
八王子市が申請した高尾山を題材にした地域型のストーリー「霊気満山(れいきまんざん) 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が6月、都内初の「日本遺産」として認定されたことを受け企画した記念乗車券。
日本遺産のロゴをデザインした京王線・井の頭線の1日乗車券と、高尾山口発小児100円区間乗車券の2枚をセット販売する。台紙では、ストーリーを高尾山周辺にある構成文化財を案内する地図と共に紹介する。
10月1日からは、ラッピング車両「高尾山トレイン」が運行開始から5周年を迎えたことを記念し、「祝 日本遺産認定」デザインのヘッドマークを付けた車両も運行する。
記念乗車券は、10月17日に運行する新宿発「Mt. TAKAO号」と高尾山口発「京王ライナー」の車内で先行販売を行う。一般販売は同18日の始発から京王八王子・高尾山口・新宿・渋谷などの各駅で行う。価格は1,000円。車内販売分を含めて1500セット限定。
高尾登山電鉄(八王子市高尾町)でも今月26日から、高尾山のケーブルカー、リフトの往復で使うことができる10種類の乗車券を「祝 日本遺産認定記念乗車券」として、高尾山麓の清滝駅で販売する。各200枚限定。1枚950円。10枚セットは100セット限定で、9,500円。