プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」の大金広弥選手がプロデュースしたオリジナルブレンドコーヒー「#77Blend」が11月6日、チームの公式オンラインショップで発売された。
八王子駅南口近くのカフェ「LAMP COFFEE(ランプ・コーヒー)」(八王子市子安町1)とのコラボにより生まれた今回の商品。「HOME(ホーム)」「AWAY(アウェー)」の2種類のブレンドコーヒーをドリップバッグにし、4袋入りをセットにして販売する。商品名には大金選手の背番号である「77」を冠した。
ホームはインドネシア産の豆をベースにしており、「力強いコーヒーで目覚めの一杯にもお薦め」と紹介。エチオピア産の豆をベースとしたアウェーは、「ティータイムにお薦め」とアピールする。「LAMP COFFEE」の永井嵩臣さんは「ユニホームの色に合わせて、ホームが黒でしっかりしたもの、アウェーが白で華やかなものという印象で作った。ホームは皆さんになじみがある味だと思うが、アウェーはちょっと攻めたものになっている」と話す。
これまでビートレインズの試合会場で、コーヒーを提供するなどしてきた「LAMP COFFEE」。チームを運営するTHTマネジメントが同じく子安町を拠点としており、「せっかくだったら同じ地域にあるので、お互いコラボできればということになった。ビートレインズも店も子安町にあるので、この地域の方にはぜひ買っていただきたい」と永井さん。「コーヒーになじみがない方も、大金選手のものということで飲んでいただき、おいしいと思ってくれたら。その上で、店にも来てくれたらうれしい」と話す。
コーヒー好きで、もともと客として「LAMP COFFEE」を利用していたという大金選手。同店を「おしゃれでおいしいコーヒーが飲める店」と評価する。「オリジナルのコーヒーを作れると聞いて、喜んでやろうと思った。苦味も華やかさも欲しかったので、結構難しかったが、おいしいコーヒーになったのでは。飲みやすいように作ったので、みんなに喜んでもらえたらうれしい。ファンの人には飲んでもらいたいし、コーヒー好きの方の感想も聞いてみたい」と話す。
来年1月に開幕する2020-21シーズンに向け、「体制が変わって1年目という僕らにとっては大切なシーズン。優勝を目指して頑張りたい。会場に来て応援していただきたい」と大金選手。
THTマネジメントの望月舞子さんは「LAMP COFFEEはホームゲームにずっと出店してくださっている。ファンの方もコーヒーを買ってくださっているので、なじみがあると思う。初のコラボということで大金選手も気持ちを込め、たくさん試飲をし、お客さまのことを考えて作った。コーヒーが好きな方も苦手な方も飲んでみてほしい」と呼び掛ける。
価格は1,980円。受注生産で、販売期間は今月23日まで。