音響機器メーカーのティアック(多摩市落合)が2月17日、東武鉄道と協働して行っている「SL大樹乗車キャンペーン」を受け、ステレオオーディオレコーダーセットなどのコラボモデルを発表、限定予約販売の受け付けを始めた。
モニターヘッドホン「TH-06-TAIJU」にも、SL大樹のロゴを印刷
土休日を中心に東武鬼怒川線・下今市駅~鬼怒川温泉駅間で運行されている「SL大樹」。「SL大樹乗車キャンペーン」は、列車内で配布する記念乗車証を集めた人を対象に、列車が発するさまざまな音を収録したカセットテープを進呈するもので、1月16日から実施している。ティアックはカセットテープの制作に当たり、音源収録などで協力した。
今回は業務用音響機器ブランド「TASCAM(タスカム)」の製品として、レコーダー「DR-05X」とケース、風防、SLの音源を収録したマイクロSDが付属するセット「DR-05X-TAIJU」を発表した。レコーダーの筐体(きょうたい)には、SL大樹のロゴのほか、車体番号、シルエットをデザイン。起動時と終了時に本体に表示されるアニメーションも、SL大樹をモチーフにしたものになっている。
モニターヘッドホン「TH-06-TAIJU」と、ヘッドホンスタンド「HP-STAND-TAIJU」も合わせて発表した。「TH-06-TAIJU」は、ヘッドバンド部分にSL大樹のロゴを印刷するほか、ハウジング部にも左右それぞれでロゴをレーザー刻印するなどこだわった。
予約はティアックストア、東武商事のそれぞれで受け付けている。価格は「DR-05X-TAIJU」=1万8,700円、「TH-06-TAIJU」=1万1,000円、「HP-STAND-TAIJU」=5,500円。受け付けは4月26日まで。