多摩地区最大の山車まつり「八王子まつり」について4月20日、今年は8月13日から3日間の日程で行うと実行委員会が発表した。
甲州街道(国道20号)をメイン会場に山車やみこし、民踊流しやパレードなどさまざまな催しを行う同祭。毎年8月の第1金曜から3日間の日程で行われており、前回の2019年は80万人が来場した。
昨年は東京2020オリンピックの開催を受け、当初は8月14日~16日に行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、「来場者・参加者・関係者の方々の安全を確保できない」として中止となった。
同まつり実行委員会は、今月15日に総会を開催し、今年もオリンピック・パラリンピックの開催に配慮して、8月13日~15日の日程で祭りを行うことを決めたという。同会がある八王子市学園都市文化ふれあい財団(本町)の担当者によると、現時点では2019年と同程度の内容で行う予定だが、既に実施しないことが決まった催しもあるという。開催すれば2年ぶりとなるが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、「規模の縮小など内容の変更または中止となる場合がある」と説明する。