プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が7月1日、専属チアリーダー「Raily's(レイリーズ)」の公式写真集「Raily's OFFICIAL PHOTO ALBUM 2020-21」の販売を始めた。
2020-21シーズンはマスク着用でパフォーマンスを披露した
ホームゲームでのパフォーマンスに加え、チアダンスアカデミーでの指導なども手掛ける「Raily's」。今回、2020-21シーズンに活動したメンバーの姿を伝える写真集を作った。チームを運営する「THTマネジメント」(八王子市子安町)の加藤友里さんは「今までRaily'sとして写真集を製作したことはなかった。初めての試み」と話す。
コロナ禍に行われた2020-21シーズンでは、Raily'sによる応援もこれまでとは異なったものになったという。「以前はファンの方との写真撮影や会話も可能だったが、新型コロナウイルス感染防止対策のためそうした交流はあまりできなかった。パフォーマンス中も含め常にマスクを着用していたため、メンバーの笑顔を近くで見ることができないシーズンとなった」と加藤さん。「『もっと笑顔をブースターの皆さまへ届けたかった』というメンバーの思いや『もっと笑顔やいろんな表情を見たかった』というブースターの皆さまの思いを感じ、フォトアルバムの販売に至った」と説明する。
冊子ではオープニングセレモニーや試合中の応援、観客に応援の仕方を教える様子などRaily'sの姿をまとめた。「1000枚を超える写真の中から、メンバーの魅力が伝わる写真を厳選した。シーズンを通じて、メンバーの卒業やOGの復帰などさまざまなことがあった。そんなシーズン中の思い出を振り返れるよう写真の選定や配置に工夫を凝らした」と加藤さん。「パフォーマンス中の真剣な表情、ブースターへ向ける温かい笑顔などホームゲームの一日の中で見せる幅広い表情を見てほしい」とも。
特典として「スペシャルパフォーマンス動画」4本を用意する。加藤さんは「昨シーズン、ホームゲームで披露していた4曲を収録した。ファン感謝祭でも一部披露させていただいたが、ファンの皆さまには大変好評だった」と話す。マスクを外し撮影された映像で、「パワフルなパフォーマンスから必ず元気をもらえる映像に仕上がった。視聴を楽しみにしていてほしい」とアピールする。
今秋に開幕する2021-22シーズンに向け、今月5日には新メンバーを発表するなど新たな動きを見せている。「マスク着用や声を出せない応援など戸惑いや不安の中にあった2020-21シーズンだったが、Raily'sが応援をリードしてくれたおかげで会場に来た皆さまが一体となることができたと感じている」と加藤さん。
「苦しい時もうれしい時もどんな時でも応援の力でチームを前へ前へと進めてきてくれた。飛び切りの笑顔と圧巻のパフォーマンスで観戦に来たブースターの皆さまを魅了し、チームと共に歩み続けている」とも。今年で結成5周年を迎えることを受け、「今まで在籍・活動してくれた歴代メンバーの思いを紡ぎながら、より一層パワーアップするRaily'sに期待してほしい」と話す。
チームのオフィシャルグッズサイトで販売している。7月下旬から発送予定。B5サイズ、36ページ。価格は2,500円(別途送料1,000円)。