そごう八王子店(八王子市旭町1)は7月9日から、長野県の特産品を集めた「夏の信州物産展」を開催する。
「信州物産展」を行うのは2000年以来9年ぶり。同店は定期的に物産展を行っており、今年4月には各地の銘菓、総菜などを集めた「全国うまいものめぐり」を開催した。この「全国うまいものめぐり」で「最近信州から出店していただいている店舗が、お客さまに好評だった」(同店広報の吉田さん)jことから、「信州物産展を復活させて『お客さまの期待に応えよう』ということになった」と企画された。
今回は「自然」をテーマに長野県の各地から店が出展。会場ではほかのイベントも行われているため、全体のスペースや出店数は通常の物産展と比べて3分の1程度に。そのため、店の選定については「厳選に厳選を重ねた」と吉田さん。今回は27店舗が出展する。
力を入れたのはスイーツ。スタンドコーヒーの元祖としても知られる軽井沢「ミカド珈琲店」(長野県北佐久郡)の「モカソフト」(301円)など、地元の有名スイーツ各種を集めた。中でも、チーズ専門店「アトリエ・ド・フロマージュ」(長野県東御市)が販売するマスカルポーネチーズとクリームを合わせ、バター風味のシューで挟んだ「マスカルポーネ・シュー」(351円)は「『うまいものめぐり』でも好評で、八王子のお客さまの強い支持を得ている」と吉田さん。
このほか、五平餅や五目釜飯、コイのうま煮やソースカツ丼などの地元名物の実演コーナーや工芸品の店など、数多くの店が並ぶ予定。
開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。今月16日まで。