日野自動車(日野市日野台3)のラグビー部「日野レッドドルフィンズ」が7月16日、ラグビーの新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」に参入すると発表した。
1950(昭和25)年に創部された同チーム。2018(平成30)年1月にジャパンラグビートップリーグに昇格した。同年5月には、より地域に密着し地元に愛されることを目指して、名称を「日野自動車レッドドルフィンズ」から現在のチーム名に変更した。
新リーグはこれまでのトップリーグに代わり、2022年1月に開幕する。3部制で、レッドドルフィンズは現時点で「DIVISION 2(ディビジョン2)」と呼ばれる6チームに参入する。新リーグではチームごとに活動拠点となるホストエリアを設定。レッドドルフィンズは日野市、八王子市と周辺地域で調整しているという。
同チームの細谷賢一ゼネラルマネージャー(GM)は「18年間続いたジャパンラグビートップリーグが幕を閉じ、2022年1月から新リーグ『JAPAN RUGBY LEAGUE ONE』の戦いが始まる」とした上で、「新リーグの理念に賛同し、新しいステージでも全力で戦いトップレベルのチームを目指し続ける事で、ラグビーの価値向上に寄与し、関係する全ての皆さまに興奮と感動をお届けし続ける存在を目指していく」とのコメントを出した。
同チームは昨秋、子どもを対象としたスクールを立ち上げるなどラグビーの普及にも力を入れている。新リーグ参入を受け、「これまで以上にラグビー普及に努め、地域の皆さま、ファンの皆さまと今まで以上に強いつながりを築き、皆さまに愛される、地域・街に根付いたチームを目指していく」と細谷GM。「我々日野レッドドルフィンズはこれからも地域を愛し、地域からも愛されるチームを目指し、『チーム日野』として戦い続ける」とも。