プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が8月16日、新たなチーム体制を決め、キャプテンに上田雅也選手が就任したことを明らかにした。

2017年からチームを支える大城選手が副キャプテンに就任

　2021-22シーズンもB3リーグに参戦する同チーム。10月2日に静岡市中央体育館（静岡市葵区）で行われる「ベルテックス静岡」戦からシーズンが始まるのを前に今回、チームの新体制を発表した。

　新たにキャプテンに就任した上田雅也さんは、1993（平成5）年山口県生まれ。埼玉ブロンコス、岩手ビッグブルズを経て、昨年7月にビートレインズに加入した。ポジションはシューティングガードで、「0」の背番号を背負う。

　2015-16シーズン以来、再びチームのヘッドコーチを務めることになった早水将希さんは「非常に気持ちが強く、チームにかける言葉に説得力がある」と上田さんを評価する。「コート内外のチームルールを理解し、実行してくれる選手であることからキャプテンに任命した。チーム変革に向け、頼りがいあるキャプテン」とも。

　上田さんは「八王子ビートレインズに来て2シーズンで、未熟な部分も多々あると思うが、自分なりのキャプテンを全力でやり切る。再建2年目の八王子ビートレインズをスポンサー、トレインズブースターの皆さまと共に盛り上げていければ。八王子ビートレインズに関わる全ての方々に感謝の気持ちを持って今シーズンも闘う。共に強敵相手に気後れする事なく立ち向かいましょう」と話す。

　同チームは、副キャプテンとして、大城侑朔（ゆうさく）選手と地元の八王子学園八王子高校（台町4）出身で今シーズンからチームに参加する新号健選手の2人を選んだことも明らかにしている。