JR中央線の八王子~新宿間が今年の夏、開業120周年を迎えることを受け、八王子駅でさまざまな催しの準備が進んでいる。
中央線は1889(明治22)年4月に立川~新宿間で開業して以来、今年で120周年。これを受け、JR東日本八王子支社(八王子市旭町1)は「中央線開業120周年記念キャンペーン」を展開している。その中でも8月11日に開業120周年を迎える八王子駅では、記念イベントを数多く用意する。
ちょうど1カ月前に当たる7月9日には八王子駅構内にバースデーケーキに見立てた飾りを設置。駅改札前に今回のキャンペーンロゴをあしらった大きなケーキが職員たちの手によって飾られた。
また、八王子駅の開業を記念して旅行商品「八王子駅開業120周年記念列車の旅」も登場。ス「大人の休日倶楽部」会員向けに企画したもので、開業日である8月11日に同社のハイグレード列車「なごみ(和)」を使って八王子~新宿間を旅する内容。利用客にはオリジナルグッズや乗車記念証を進呈する。販売期間は決済手段によって異なり、現金の場合は今月17日まで、カード決済の場合は同24日まで。料金は大人1人=7,500円。
8月7日からは八王子駅に隣接するそごう八王子店(旭町1)、八王子ナウ(同)で120周年を記念したスタンプラリーを開催。各施設に出店する全テナントを対象にスタンプラリーを行うもので、賞品として開業120周年記念ネクタイなどを用意する。
開業当日の同11日には、記念列車の出発式をオープニングイベントとした「開業記念セレモニー」を予定。当日は八王子市長が1日駅長を務め、記念入場券の販売や駅3番線ホームでの特急「成田エクスプレス」新型車両の展示など、さまざまな催しを行う。