OMデジタルソリューションズ(八王子市高倉町)が9月9日、マイクロフォーサーズ規格に対応した新たなレンズ2本を開発していることを明らかにした。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」の開発も発表
オリンパス(新宿区)のカメラの製造・販売など映像事業を担うため、昨年10月に設立された同社。研究開発部門に加え、製品の販売統括部門も八王子に移転した。6月には新会社移行後、初となるミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN(オリンパス・ペン) E-P7」を発売した。
今回はマイクロフォーサーズ規格に対応した単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」と望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」の2本の開発を発表し、製品画像も公開した。新製品の発表に合わせて、レンズのラインアップを表す「M.ZUIKO DIGITAL」シリーズのロードマップも更新した。ロードマップの更新は、オリンパス時代の昨年7月以来となる。
いずれも価格や発売時期は未定。同社は「いずれも、マイクロフォーサーズシステムの特長である圧倒的な機動力と高画質を最大限に引き出せる、小型軽量で優れた解像性能を持つ『M.ZUIKO PRO』シリーズのレンズ」と説明する。