タレントのヒロミさんが発表した「八王子のうた」を全国区にするなど、八王子出身の芸能人が集う「八王子会」の活動を地元・八王子から「勝手に応援しよう」と1月21日、「八王子を盛り上げる会 準備会」が八王子市生涯学習センター(通称=クリエイトホール、八王子市東町)で行われた。
1月21日には「八王子会」の活動を「勝手に応援」するプロジェクトが始動
タレントのヒロミさんが発案した「八王子会」。中でも「八王子のうた」は、ヒロミさんが自身のユーチューブチャンネルで2020年12月に発表した楽曲で、作詞はヒロミさん、作曲はタレントのはなわさんが手掛ける。歌唱は高橋みなみさん、「マキシマム ザ ホルモン」のナヲさんとダイスケはんさん、ファンキー加藤さんなど「八王子会」のメンバーが担当している。同曲はプロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が試合中の会場で流すなど八王子市内でも活用されている。
行政や団体、企業などから賛同を募り、これら「八王子会」の活動を地元・八王子から「勝手に」応援する会を結成することにした。今回は会の本格始動を前に有志が準備会を開催。会長として八王子商工会議所の樫崎博会頭を選出した。当日はヒロミさんもビデオメッセージを寄せ、「今回、『八王子のうた』を盛り上げてくれるということでありがとうございます。僕らもエンターテインメントの力で八王子が少しでも盛り上がればいい」とあいさつした。
樫崎会長は八王子商工会議所の活動を紹介するテレビ番組「八王子がいちばんTV」のエンディングで「八王子のうた」をかけていることを引き合いに出し、「私が会頭に就任して以来、『八王子が一番』と言い続けてきた。生まれ育った八王子が一番なのは当然のこと。その思いを皆さんに持っていただいて、八王子を盛り上げようとやってきた。われわれが力を合わせて、八王子が一番なんだという思いをさらに強く進めていきたい」と意気込む。
準備会の事務局長を務めるエイト(明神町3)の白柳雅文会長は「故郷・八王子が大好きで、『八王子のうた』の歌詞にある『いつかは必ず帰りたい』という言葉に僕は感動した。あの言葉はうそじゃない感じがした。『よしヒロミがそういう思いを持ってくれているのであれば、応援しようじゃないか』という気持ちになった」と話す。「ヒロミさんを含めて八王子会のメンバーもみんな八王子に対して熱い思いがあるのが分かる。そういう力を結集して、八王子というブランドを日本で一番にしたいと思い、この会を準備してきた。継続的に続けていくことで、八王子を全国区の街にしていきたい」と力を入れる。