「南大沢古本まつり」が4月8日、京王線・南大沢駅前で始まった。
八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で春と秋に行われている「八王子古本まつり」の実行委員会が主催する。南大沢では地域活性化を目指す「『元気な街』南大沢協力の会」の協力の下、昨年から同祭を開催。今回で3回目となる。
今回は都内などから約20店の古書店などが参加する。「八王子・多摩特集」「音楽本特集」などのほか、絵本コーナーや「3冊100円コーナー」なども展開。植物や昆虫・動物などにまつわる書籍を集めた「いきものにぎわいテント」も並ぶ。今月9日・10日は三井アウトレットパーク多摩南大沢(八王子市南大沢1)のステージで、読み聞かせや紙芝居イベントも行う。
実行委員会スタッフは「13年間にわたり八王子駅北口で八王子古本まつりを継続した結果、市民が多様な古書とふれあい、楽しむ場として八王子市民の間で定着している。中心市街地での回遊効果も大きく、周辺の商店からも歓迎されている」と話す。「南大沢古本まつりの開催を通して、 豊かな本の文化を八王子市全体に広げてゆき、『本の街八王子』を実現していきたい」と意気込む。
「『八王子古本まつり』に参加してくださるお客さまが『南大沢古本まつり』にも足を延ばし、『南大沢古本まつり』のお客さまが『八王子古本まつり』にも行ってみようとなる。八王子と南大沢をつなぎ、相乗効果を生み出すイベントとして運営する」とも。
開催時間は10時~19時。雨天決行。荒天中止。今月14日まで。