プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」の大金広弥・上田雅也両選手がプロデュースしたオリジナルブレンドコーヒーが現在、チームの公式オンラインショップで販売されている。

テイスティングする大金・上田両選手

　八王子駅南口近くのカフェ「LAMP COFFEE（ランプ・コーヒー）」（八王子市子安町1）とコラボし生まれた今回の商品。2020年11月に大金選手がプロデュースしたオリジナルブレンドコーヒー「＃77Blend」を販売して以来、2回目のコラボとなる。

　今回は水出しコーヒーを楽しめるよう各選手が同店と共に開発を進めた。大金選手はインドネシア産のコーヒー豆をベースにした「爽快＃77ブレンド コールドブリューコーヒー」、上田選手はドミニカ産の豆を使った「情熱＃0フルーティーブレンド」をそれぞれ作った。販売は4月6日に始めた。1袋3パック入りで、パッケージには選手のサインが入っているという。

　前回のコラボの際にはファンなどから「買いそびれた」「飲みきったので、またやってほしい」といった声が寄せられたという。チームを運営する「THTマネジメント」（子安町3）の加藤友里さんは「今シーズンもコラボ商品づくりを『LAMP COFFEE』に提案し、快く受け入れてくれたことから再びコラボすることになった」と話す。

　開発にあたっては、選手が実際に店でコーヒーを試飲し、気に入った豆を選んだという。上田選手のものは、「酸味が利いたすっきりした味わい」と加藤さん。これに対して、大金選手のものは「爽やかで飲みやすい味わい」と説明する。「上田選手・大金選手共に飲みやすさをベースに、家でのブレークタイムがもっとすてきな時間になるよう商品を選んだ。試合会場だけでなく、家での時間でもトレインズを楽しんでいただけたら」とも。

　販売を始めて約2週間がたったが、「両商品を注文してくれる方もいて好評」と加藤さん。「少しずつ暖かい日も増え、冷たいコーヒーがおいしい季節になってきた。今回の商品はこれからの季節にぴったりの水出しコーヒーを用意した。ぜひ暖かくなる時期のコーヒーブレークに本商品を楽しんでほしい。こうした企画で八王子を一層盛り上げていければ」と話す。

　価格は各2,700円。販売期間は5月1日まで。5月下旬以降の発送を予定する。