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「高尾山ビアマウント」が営業開始へ 3年ぶりフルシーズン営業

高尾山駅展望台で行われる「高尾山ビアマウント」

高尾山駅展望台で行われる「高尾山ビアマウント」

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 ビアガーデン「高尾山ビアマウント」(八王子市高尾町、TEL 042-665-8010)が6月15日、今年の営業を始める。

八王子ラーメンなどご当地メニューも用意

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 ケーブルカー・高尾山駅近くの高尾山駅展望台とレストランを夏季限定でビアガーデンにする。標高488メートル地点にあたり、「東京一高い場所で営業するビアガーデン」とうたう。コロナ禍で昨年まで開催期間を短縮していたが、3年ぶりに6月中旬から10月中旬までのフルシーズンでの営業となる。

 例年、屋外のガーデン席などを合わせて650席を用意してきたが、今年は約4分の3の約500席で営業する。主催する高尾登山電鉄(高尾町)の広報担当者は「会場の全エリアを使い、座席配置は3年前より余裕を持たせ、くつろげるような会場を作る」と説明する。

 今年は「心と身体のリフレッシュ。少し健康を意識した高尾山ビアマウント」をコンセプトに据える。おでんや焼き鳥、焼きそば、ギョーザなど30種類以上のフードの中には、八王子産の野菜を使ったサラダや八王子ラーメン、八王子ナポリタンといったご当地メニューも展開する。予約制で手軽にバーベキューが楽しめる「クラフトBBQ・ライトセット」(2,000円)もオプションとして用意する。

 ドリンクは、ビール、日本酒、ハイボール、焼酎、ワイン、ソフトドリンクなどを用意。八王子産パッションフルーツを使ったサワーや、八王子産の酒米で造る日本酒「高尾の天狗(てんぐ)」などドリンクメニューにも八王子にまつわるメニューを取りそろえる。

 コンセプトのうち、「心と身体のリフレッシュ」は、2年以上に及んだ自粛期間を経て、「疲れた心や日常の騒がしさを忘れて、たっぷり2時間おいしい料理とドリンクとともに、自然の中の開放的な空間でくつろいでいただきたい」と担当者。「健康を意識した高尾山ビアマウント」の部分については、フライヤーを工夫しヘルシーな揚げ物を提供するほか、糖質ゼロのビールや内臓脂肪を燃やすことができるというビネガードリンクをメニューに取り入れるなど力を入れる。

 客が自ら毎回新しいトングを使って料理を取り、ジョッキやグラスも毎回新しいものに変えるなど感染対策を採った上で営業する。担当者は「3年ぶりのフルオープンに向けて、お客さまに楽しんでもらえるよう準備している。皆さまもここ数年はあまり外に飲食しに行けないという方も多かったかと思う。家族や友人などと来ていただき、近場で久しぶりの会食・外食の機会をぜひビアマウントで過ごしてほしい。今後もたくさんのお客さまにビアマウントを味わっていただけるよう励んでいく」と話す。

 営業時間は13時~21時。料金は、高校生以上の大人=4,200円、65歳以上=3,900円、中学生=2,700円、小学生=1,700円、幼児=500円。1人2時間制で、2時間経過後は30分ごとに平日は500円、土曜・日曜・祝日は1,000円の追加料金が必要。10月15日まで。

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