「ひのよさこい祭実行委員会」が7月28日、JR豊田駅前などで行われる「ひのよさこい祭」の開催時期を来年度以降に延期すると発表した。

「ひのよさこい祭」では、市内各所で演舞の披露が行われてきた

　地域振興と商店街の活性化を目的にこれまで夏に開催してきた同祭。市内に限らず各地から集まる「よさこい連」が演舞を繰り広げる。

　同祭については、2018（平成30）年が台風の接近を受け、荒天が予想されたことから直前に開催中止を決定。2019年は近年の猛暑を受け、開催時期を7月から2020年3月に延期したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止となった。

　当初2020年に行われる予定だった、20回目の同祭は、2021年、今年と2度にわたって延期された。今回、同会は「新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、皆さまに安心して参加いただけるイベントとするため」として、さらなる延期を決定。これにより、同祭については2017（平成29）年以来、5年連続で開催されないことになった。

　日野市内のイベントについて、11月に開催を予定していた「日野市産業まつり」も同まつり実行委員会が通常通りの開催に近い形での実施を模索したが、新型コロナウイルス感染症の状況が日々変動する中、11月の感染状況の見通しが立たないとして7月25日に中止を決めた。