高尾山を舞台にした夏のキャンペーン「夏の高尾山『清涼』体感めぐり」が8月1日、始まった。
主催は、八王子観光コンベンション協会、高尾山商店会、高尾山薬王院、高尾登山電鉄、京王電鉄、高尾599ミュージアム(八王子市高尾町)で組織する連絡協議会。夏の高尾山の魅力を多くの人に知ってもらおうとさまざまな企画を8月31日まで展開する。
高尾山では、消化吸収の良いそばと「とろろ」を組み合わせた「高尾山とろろそば」が親しまれていることを受け、「『夏の涼風そば』キャンペーン」を行う。高尾山中腹にある「十一丁目茶屋」、山頂にある「やまびこ茶屋」など18店が参加する。京王線・京王井の頭線の各駅や高尾山口駅横の観光案内所「むささびハウス」(高尾町)では、100円分の割引券を3枚付けたパンフレットを配布。割引券は各店で500円以上のそばやうどんを食べる際に使うことができる。
パンフレットを持って、参加店でそばやうどんを注文した人にはスタンプを押す。スタンプを3つ集めた先着1000人には、「むささびハウス」で、オリジナルマスクケースを進呈する。
高尾山山頂にある東京都高尾ビジターセンター(高尾町)では8月16日~19日、杉の間伐材で作ったうちわに高尾山をモチーフにしたスタンプを押す「間伐材うちわワークショップ」を行う。開始時刻は、1回目=11時、2回目=14時30分。定員は各回先着8人。
期間中、商店会の沿道には江戸風鈴を飾り、観光客を迎えるほか、今月20日・21日は、高尾山薬王院参道から仏舎利塔までをLEDキャンドルで照らし、医療従事者への感謝の意味を込めて、仏舎利塔をライトアップする「『灯りの巡礼』夕涼みライトアップ」を行う。点灯時間は18時~20時。主催スタッフは「この夏は高尾山でおいしく、涼しい体験を満喫してほしい」と話す。
高尾山ではこのほか、八王子観光コンベンション協会が主催する「いこうよ夏の高尾山へ 高尾山お土産購入キャンペーン」を今月31日まで行うほか、今月17日からは八王子市主催による「八王子日本遺産PRキャンペーン 高尾山 夏のライトアップ」も行う予定。