ホームセンター「スーパービバホーム八王子多摩美大前店」(八王子市鑓水2)が9月21日、開業する。
「ビバホーム」を運営するアークランズ(新潟県三条市)が今月8日に発表した。今回は多摩美術大学八王子キャンパス前に出店する。家電チェーン「ヤマダデンキ」を展開するヤマダホールディングス(群馬県高崎市)との共同開発店舗で、両者による店舗は今年2月に愛知県一宮市にオープンした「スーパービバホーム一宮店」以来、国内2店舗目となる。
総売り場面積は約2万3800平方メートル。オープン時点では、1階の「スーパービバホーム」のほか、ペット専門店「NICO PET」、2階のリフォームコーナー「アークホーム」、手芸・クラフト店「アークオアシス」が営業を始める。今月28日には、クリーニング店「MAXクリーニング」と英語教室「BE studio」がオープンする。
家電店「ヤマダデンキテックランド」、食品スーパー「ヤオコー」、クレープ店「マリオンクレープ」、ベーカリー「アイグラン」、美容室「イレブンカット」、理容店「QBハウス」などの店舗も今月21日以降、順次営業を始める。
核テナントとなる「スーパービバホーム」は、売り場面積が約1万2000平方メートル。建材や鋼材、配管、塗料などリフォーム資材や住宅設備、農業資材などを扱う「資材館」と、日用品や家庭用品、ガーデン用品などを扱う「生活館」から成り、約10万点の商品を用意する。
「資材館」は早朝から営業し、フォークリフトでの積み込みや耕運機のメンテンナンスなどのサービスも行うことで、「総合建材供給センター」として位置付ける。「生活館」では、刃物メーカーの貝印(千代田区)による包丁専門店「KAIショップ」を常設するほか、魔法瓶などの家庭用品を扱うサーモス(港区)による「サーモスショップ」、薬や健康食品などを扱う「Vivaドラッグ」も展開する。
地域の災害拠点になることを目的に、停電下でも約3日間営業できる能力を持つ非常用発電機や常時20トンの飲料水をためられる非常用給水設備を用意。携帯電話などの充電サービスの提供や、断水下での飲料水の供給、トイレの開放といった非常時の対応も行う。年間で約3.6メガワットを発電できる太陽光発電システムなども用意し「環境配慮型店舗」をうたう。アークランズの広報担当者は「日々の暮らしをより豊かに彩るための全てをそろえたショッピングスクエアを目指す」としている。
営業時間は9時~20時(10月5日以降は資材館=6時30分~)。