企画展「鉄道150年 懐かしい品々～はちはくVer.」が9月17日、「桑都日本遺産センター 八王子博物館」（八王子市子安町4）で始まる。

イベントのチラシ

　1872（明治5）年10月14日に新橋駅～横浜駅間で日本初となる鉄道が開業してから、150周年を迎えることを受けて企画された同展。今回は八王子にまつわる資料など150年間の鉄道の世界を紹介する。

　「鉄道のはじまり」「夢の超特急」「旅と鉄道」などをテーマに展示を行う。会場には、明治時代初期に使われたI字型の双頭レールや駅弁の掛け紙、硬券日付印字器、検札はさみ、東海道新幹線の開業当時のパンフレット、昭和期に使われていた八王子駅のホーロー製駅名標、京王電鉄にかかわる資料などが並ぶ。

　期間中、連動企画として、八王子市中央図書館（千人町3）や川口図書館（川口町）では「鉄道150年 八王子と鉄道」を行うほか、コニカミノルタサイエンスドーム（大横町）では10月9日・10日、3年ぶりとなる大型鉄道模型乗車イベントなどを行い、鉄道開業150周年を盛り上げる

　八王子駅南口の「サザンスカイタワー八王子」3階にある同館。「はちはく」の愛称で親しまれており、昨年3月末に閉室した八王子市郷土資料館（上野町）の展示室の機能を新施設へと移転するまでの間の「仮移転先」となっている。

　開館時間は10時～19時。入場無料。10月26日まで。