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帝京大学鉄道研究部が企画展 京王・小田急など多摩地域の鉄道を紹介

主催する帝京大学鉄道研究部の皆さん

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 帝京大学鉄道研究部による企画展「帝京てっけんと多摩地域の鉄道 42年の歩み」が現在、帝京大学総合博物館(八王子市大塚)で行われている。

多摩地域の鉄道にフォーカスを当てた展示を展開

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 同大八王子キャンパス「ソラティオスクエア」地下1階にある同館。6月4日から同部による展示が始まった。今回は京王電鉄、小田急電鉄、多摩モノレールといった多摩地域の鉄道をテーマにする。部員が撮影した鉄道の写真や映像などに加え、車両に取り付けられている方向幕など部がこれまでに収集してきたさまざまな鉄道備品を展示。車内で飾られていた路線図を路線の変化に合わせて飾るなど工夫する。

 1980(昭和55)年の創部から現在までの同部の歴史をまとめたコーナーも展開する。多摩地域の鉄道の歴史と共に同部の活動をまとめた年表や同部の部誌「あずさ」のバックナンバー、鉄道会社の協力の下、部の周年に合わせて行った車両貸切イベントの際、当時の部員が自ら製作したヘッドマークなどを展示。2011(平成23)年にテレビ番組「タモリ倶楽部」で放送された企画「大学対抗!大回り乗車選手権」で同部が優勝した際のトロフィーも飾る。そのほか、プラレールのコーナーなども設ける。

 今春から企画展の開催に向け準備を進めてきたという。同大博物館で同部が企画展を行うのは今回が初めて。同部の部員は「多摩地域の鉄道の魅力を皆さんに伝えたいと思った。キャンパスの近隣に駅が3駅あり、高幡不動駅と多摩センター駅、聖蹟桜ヶ丘駅から直通バスが出ているなど鉄道が近くにある。大学の中にある博物館なので、学生にも普段使っている鉄道の歴史を身近に思ってほしいと思って展示を作り上げた。私たちならではの展示だと思う」と話す。

 7月からは東急電鉄や京急電鉄など関東の鉄道も紹介するなど展示内容を一部変更した。今月16日にはプラレールの運転体験会を行うなどイベントも開催する予定で、「一度来ていただいた方にも新しい発見をしてもらえれば」とアピールする。

 開館時間は9時~17時。日曜・祝日休館。入館無料。7月30日まで。

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