八王子の駅ビル「セレオ八王子」(八王子市旭町)で10月25日、開業10周年を記念した「アニバーサリーフェア」が始まる。
「セレオ八王子 10周年アニバーサリーフェア」のメインビジュアル
北口側に2012(平成24)年10月25日オープンした「北館」と、ビックカメラなどが入居する南口側の「南館」で構成する「セレオ八王子」。
11月13日までの20日間、さまざまな10周年記念企画を展開する。フェアのメインビジュアルは、デザイナーで「にぎわい空間作家」のYORIKOさんが中心となり、障がい者福祉施設の利用者が描いた絵を商業デザインに落とし込む活動を行っている「想造楽工(そうぞうがっこう)」が手がけた。
11月10日まで出店する25店が福袋を販売するなど「10周年記念フェア」を行うほか、さまざまなイベントも展開する。今月25日~11月13日は、レストランやカフェで江戸東京野菜に認定されている「八王子ショウガ」を使ったメニューを提供する企画「地産地消 江戸東京野菜『八王子ショウガ』を食べよう!」を行う。良品計画(豊島区)が無印良品と合わせて展開している4階「Cafe & Meal MUJI」では、「八王子ショウガのジンジャーエール」を提供することにしている。
2階「ステーションコート」とイベントスペースでは、スイーツやパン、クラフト雑貨など八王子などにまつわる品物を扱う「地元魅力発見!八王子・多摩物産展」を開催する。開催時間は10時~21時(最終日は19時まで)。10月31日まで。
11月12日・13日は、八王子に農産物直売所を持ち、東京都内での新規就農の支援などを行っている「東京NEO-FARMERS!(ネオファーマーズ)」と就労継続支援A型事業所「風の谷」(中野上町1)が野菜の販売イベント「セレオ エキソラマルシェ」を行う。会場は屋上「ガーデンテラス」。木の廃材を使った「バードコール」を作るワークショップなども行う。開催時間は10時~16時。
期間中、同館のインスタグラムアカウントをフォローし、対象の投稿に「いいね」やコメントをした人を対象に商品が当たるプレゼントキャンペーンなども行う。11月13日まで。
北館については、2012(平成24)年1月に「そごう八王子店」が閉店。同ビルに入居していたショッピングセンター「八王子ナウ」と共に現在の形へ変わった。2018(平成30)年4月には来館者数が1億人に達した。現在はJR中央線コミュニティデザイン(小金井市)が運営している。