JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が12月3日、「鉄道開業150年記念!中央線車両基地入線体験 ~3つの車両基地を一気に巡る弾丸ツアー~」を開催する。
鉄道開業150周年記念イベントの一環。今回は、豊田車両センター(日野市東平山3)、豊田車両センター武蔵小金井派出(小金井市)、三鷹車両センター(三鷹市)の3つの車両基地をまとめて巡る。
当日は三鷹駅に集合し、中央線E233系車両に乗って各車両基地を巡る。同社担当者は「豊田車両センターではベテラン社員による鉄道トークのアナウンスなどを楽しんでほしい」と話す。日野・立川・三鷹の各駅では通常、乗客を乗せて走行することがない線路への入線・停車も行う。
各所を巡った後は三鷹車両センターに移動し、約1時間にわたって車両撮影会を行う。当日は、E233系、中央・総武線で使われている「E231系」の0代、同500代、同800代、特急「あずさ」の車両として使われている「E353系」の各車両を展示する予定。
開催時間は8時30分~13時30分。定員は「2~9号車限定プラン」=48人、「1号車(東京寄り先頭車)限定プラン」「10号車(高尾寄り先頭車)限定プラン」がそれぞれ2人。対象は15歳以上で、中学生は不可。参加費は「2~9号車限定プラン」が1万2,000円、「1号車限定プラン」「10号車限定プラン」は1万5,000円。参加には申し込みが必要で、11月17日12時からJR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」で販売を始める。
同社の鉄道開業150周年記念イベントとしては、7月に豊田運輸区(東平山3)で「夏休み自由研究応援! 中央線運転士・車掌・駅員お仕事体験ツアー」など、9月に笹子トレーニングセンター(山梨県大月市)で、「鉄道の裏側見せます!職業体験ツアー~技術系統編~」、豊田車両センター武蔵小金井派出で「親子でわくわく鉄道体験!」、10月に終電後の深夜に豊田車両センターで写真撮影会を開催した。11月12日には、中央線快速電車として運用していた「201系」車両の撮影会を行った。