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JR東日本、使用済み「鉄道古物」をオンライン販売 八王子駅の駅名標など

オークションを行う八王子駅の駅名標(写真=JR東日本 八王子支社提供)

オークションを行う八王子駅の駅名標(写真=JR東日本 八王子支社提供)

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 JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が12月9日、駅名標など使い終えた「鉄道古物」をオンラインで販売する。

旧四方津駅の駅名標も販売

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 鉄道開業150周年を記念した今回の企画。八王子支社エリアにまつわる古物をコンセプトに合わせて販売するもので、10月から3カ月連続で行っている。10月は大月駅開業120周年と中央本線、11月は中央線快速電車と青梅線・八高線に関連する物を販売した。

 第3弾となる今回は、6月にあった中央本線・四方津駅の新駅舎供用開始と南武線・横浜線をコンセプトに据える。四方津駅の旧駅舎で使われていた駅名標のほか、「はちおうじ」とひらがなで書かれた八王子駅・横浜線の駅名標、南武線・谷保駅のベンチとサイドテーブルのセットなどに加え、検札はさみ、乗務員手帳、中央線快速電車でも運用している「E233系」の2人がけ座席と3人がけ座席、「201系」で使われていた編成番号札など約20の古物を販売する。

 今回の販売について、同社広報担当者は「鉄道開業150周年を記念し、これまでお客さまが手にすることができなかった鉄道古物を多くのお客さまに購入いただき、身近に鉄道を感じていただける機会を設けるため」と説明する。

 検札はさみ、乗務員手帳などは定額制、四方津駅や八王子駅の駅名標などはオークションを行う。オークションへの参加には、JR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」への会員登録が必要。

 「JRE MALL」内に設けられている鉄道グッズなどを販売する店「TRAINIART JRE MALL店」で販売する。商品の公開は今月8日14時、販売開始は9日12時の予定。

 同社の鉄道開業150周年記念イベントとしては、7月は「夏休み自由研究応援! 中央線運転士・車掌・駅員お仕事体験ツアー」など、9月は「鉄道の裏側見せます!職業体験ツアー~技術系統編~」「親子でわくわく鉄道体験!」、10月は終電後の深夜に豊田車両センター(日野市東平山3)で写真撮影会、11月は中央線快速電車として運用していた「201系」車両の撮影会を開催。今月3日には、豊田車両センター、豊田車両センター武蔵小金井派出(小金井市)、三鷹車両センター(三鷹市)の3つの車両基地を巡る「中央線車両基地入線体験」も行った。

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