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「八王子ショートフィルム映画祭」開催へ 10作品がノミネート

海老澤憲一さんによる「おぼえてる」のワンシーン

海老澤憲一さんによる「おぼえてる」のワンシーン

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 「八王子Short Film(ショートフィルム)映画祭」が12月11日、八王子・御殿山の結婚式場「八王子日本閣」(八王子市鑓水)で行われる。

嶽野由弥さんによる「冬美」のワンシーン

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 新人映画監督の発掘や八王子のまちおこしを目的に、2013(平成25)年から行われている同イベント。一般部門と学生部門の2部門から成る。今年で10回目。八王子を舞台にし、「出会い」「愛」「結婚」をテーマとした作品のプロットを事前に募集。製作資金を一部補助し、約20分の短編作品を仕上げてもらう形式を取っている。

 今回の一般部門には、映像ディレクターの海老澤憲一さんによる「おぼえてる」、テレビ番組やCMの制作を経て、現在はフリーランスとして活動する月足直人さんの「フツー」、ドラマや映画の助監督として活動する光平哲也さんによる「BASEBALL CAP」、役者や演出家として活動する江連健司さんの「『とろろそばと私』 ~媽媽的味道~」、さまざまな映像作品を制作してきた渡辺広樹さんによる「Quiz Seventh Heaven」、会社員として働くかたわら映像制作に取り組む渡辺高章さんの「最後の生活」の6作品がノミネートした。

 映画祭担当者は今年の一般部門について、「募集を少し早めて春の八王子を撮影できるように試みた。その結果、これまで見られなかった八王子のきれいな桜の風景がいくつかの作品で登場する」と説明する。

 学生部門は横浜国立大学都市イノベーション学府の永友悠稀さんによる「魂はどこにあるのか?」、日本工学院八王子専門学校の嶽野由弥さんによる「冬美」、日本大学芸術学部の米一碧海さんによる「自由研究」、石塚瑛介さんの「Dancing with」のそれぞれがノミネートした。「実写からアニメーションまで学生ならではの感性の作品が多くノミネートした」と担当者。

 観客は上映後、アプリを使って投票し、結果をまとめて観客賞を決める。当日はユーチューブを通じて配信も行う。映画祭担当者は「皆さまのおかげで節目となる10回目を迎えることができた。映画人にとって実りのある映画祭に、そして、八王子市民の皆さまにとって身近な映画祭にしたい」と意気込む。

 この10年で一般部門から約60人の監督、約60本の作品が世に出た。映画祭担当者は「八王子を舞台にした短編映画が多く誕生し、制作を行った監督も八王子を好きになってくれた。ロケ地として新たに使ったり、遊びに来てくれたりと映画人の中で八王子が徐々に浸透していった気がする」と話す。グランプリ受賞者の中には、映画「カメラを止めるな!」で話題となった上田慎一郎監督もおり、「上田監督の活躍は間違いなく映画祭を後押ししてくれた」とも。上田さんは今回、特別審査委員として同祭に参加する。

 今年は開催に先駆け、グランプリ受賞作品をまとめて紹介する「まちなか上映会」や「セレクション上映会」も開催した。「身近な八王子が舞台になっていることもあり、見た皆さまからの感想はとても良い。イベントで気に入ってくれて、毎回足を運んでくれたお客さまもいる。上映していない作品はたくさんあるので、これからも上映会は続けていきたい」と担当者。

 既に来年の同祭に向け、プロットの応募受け付けを始めている。締め切りは来年1月15日。「映画制作者から見て八王子は非常に撮りがいのある街だと思う。オリジナル短編映画を作りたい皆さまは、ぜひその熱い思いを八王子にぶつけてほしい」と呼びかける。

 13時開演。観覧申し込みは同祭ホームページで受け付ける。入場無料。

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