八王子まつり実行委員会は9月7日まで、今月7日から行われた「八王子まつり」の写真を募集する「八王子まつり　写真コンクール」を実施している。

　多摩地区最大の祭りとして知られる同祭。今年は今月7日～9日の日程で実施された。祭りには約2万人を超える人が参加。観客数も初日が昨年より5,000人多い約9万8,000人、2日目が1万人多い約25万5,000人、3日目が2万人多い約30万人と、いずれも例年を大きく上回り、計65万3,000人の人出があった。同実行委員会では「例年に比べ暑さがやわらぎ、昼のうちから出かけてくる人が多かった」と分析する。

　同コンクールは期間中に撮影された写真を広く一般から募集するもの。東京写真材料商業協同組合八王子、立川地区加盟の写真店計19店が窓口となって応募を受け付ける。カラーフィルム、リバーサルフィルムのほか、デジタルカメラで撮影した作品も応募可能。ただし、デジタルカメラで撮影したものの場合は写真店でプリントしたもののみ受け付け、家庭のインクジェットプリンターで印刷したものは受け付けない。

　寄せられた作品の中から各賞を決定。受賞者にはそれぞれ賞品も用意する。受賞作品は9月中旬にも発表する予定。「楽しい写真を広く募集する」と同実行委員会。

　受賞作品の展示は、八王子市芸術文化会館（八王子市本町）＝9月18日～30日、八王子市役所（元本郷町3）2階ロビー＝10月2日～12日を予定する。