「ビールで乾杯!TOYODAビアフェス2023」が5月27日・28日、豊田一号公園(日野市豊田2)で行われる。
豊田駅南口から徒歩10分、浅川沿いの同所で行われる今回のイベント。日野市のご当地ビール「TOYODA BEER(豊田ビール)」が2015(平成27)年に販売が始まったことをきっかけに始まり、2020年に終了したイベント「TOYODAクラフトビールまつり」を発展させたもので、「TOYODAビアフェス」と銘打ってイベントを行うのは今回が初めて。主催は地元で地域活性化などに取り組む一般社団法人「トヨダ・エリアマネジメンツ」。
東京でクラフトビールを手がける6社が参加し、それぞれがビールを提供する。参加するのは「TOYODA BEER」を手がける石川酒造(福生市)、オリジナルビール造りを体験できる醸造所「Shared Brewery(シェアード・ブルワリー)」(八王子市長沼町)、「イサナブルーイング」(昭島市)、「立飛麦酒醸造所」(立川市)、「KUNITACHI BREWERY」(国立市)と醸造所を持たないクラフトビール会社「10ants Brewing(テンアンツ・ブリューイング)」。
会場には地元飲食店によるフードを取り扱うテントやキッチンカーを設ける。ステージでは、日野市出身のミュージシャンの「SIO」さんや「都立大ジャズ研究会」「多摩ウインドシンフォニー」など、各日さまざまなアーティストが入れ替わりで演奏を披露する。28日は豊田駅が「お仕事体験ブース」を行うほか、同時開催として浅川の土手を往復20キロにわたって走るランニングイベント「RUN&CHEERS Asakawa(ラン・アンド・チアーズ・浅川)」が行われる。
イベント運営を手がける増島清人さんは「ビールの祭りをやっていた春にやはりイベントをやってほしいという声があり、『TOYODAクラフトビールまつり』の継続版という位置付けで企画した。近隣のブルワリーが参加するので応援しに来てもらいたい」と話す。「トヨダ・エリアマネジメンツの主な目的は豊田を魅力的な街にしていくこと。若い人が集まる場所がない今、街が抱えている問題を踏まえて、街にプラスになることをしていきたい」と意気込む。
開催時間は、27日=12時~20時、28日=10時~16時。雨天決行、荒天中止。