JR八王子駅北口広場(マルベリーブリッジ)に6月22日、地元商店会による七夕飾りが登場した。
マルベリーブリッジはJR八王子駅の自由通路と駅北口をつなぐ歩行者専用デッキ。2006(平成18)年から北口・旭町地域内の商店で組織する「八王子駅北口商店会」が主催し、七夕の時期に合わせて飾り付けを行っている。
今回はデッキ正面中央にある吸気塔に設けられた「八」の形をしたモニュメント「絹の舞」の周りを飾り付けた。「寝不足を解消できますように」など地元の大学生による願い事が書かれたもののほか、八王子市が運営する「八王子市高齢者あんしん相談センター」などが協力し集めた短冊を飾る。
テーマは「八王子に新たな新風を巻き起こす」。コーナーの中央には風車などをモチーフにした飾りも用意した。同会の清水栄会長は「長年にわたるコロナウイルスから脱却の年として風車の回転で風を起こす」と説明する。「少しでも季節を感じていただけるよう、八王子の街を感じていただけるよう商店会でできることをしていきたい」とも。
7月2日には七夕飾りに加えて、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなどが楽しめる縁日イベント「七夕ふれあい縁日」を行う。会場は八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)通りの旭町エリア。売り上げは八王子市社会福祉協議会に寄付する。開催時間は11時~16時。
飾り付けは7月初旬までを予定する。