企画展「災害と通信 ~つなぐのは命・暮らし・心~」が現在、「KDDI MUSEUM(ミュージアム)」(多摩市鶴牧3)で行われている。
KDDI(千代田区)の複合型宿泊研修施設「LINK FOREST(リンクフォレスト)」内に設けられている同施設。2020年11月に開館した。2013(平成25)年に休館した「国際通信史料館」の展示品を移設するなどして、日本の国際通信の歴史や、auブランドで展開する歴代の携帯電話などを一堂に展示する。
今回は1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災から100周年となることを受け、過去100年の災害を振り返りながら、同社の災害に対する取り組みのほか、来場者が対策できる有事への備えなどについて紹介する特別展を企画した。
同社広報担当者は「災害の多い日本は被災の懸念を常に抱えている。過去の大震災を振り返りながら、集中豪雨や南海トラフ巨大地震、首都直下型地震など大災害が起きた際に取るべき行動や、KDDIが災害時に取り組んでいる通信設備の復旧対応などを紹介する。子どもの自由研究だけでなく、大人の学びにもなる企画展」と話す。
来場には事前予約が必要。予約は希望日の3日前まで同施設のウェブサイトで受け付ける。入場料は300円。9月29日まで。