9月30日にJR豊田駅前などで行われる「ひのよさこい祭」の開催まで、1カ月を切った。
地域振興と商店街の活性化を目的に行われている同祭。2001(平成13)年から豊田駅周辺の道路などを会場にし、市内に限らず各地から集まる「よさこい連」が演舞を繰り広げる。日野市の広報担当者は同祭について、「色とりどりの踊り子が駅前通りを踊りながら練り歩く、よさこいの本場さながらの『流し踊り』が最大の見どころ」と説明する。
同祭については、2018(平成30)年が台風の接近を受け、荒天が予想されたことから直前に開催中止を決定。2019年は近年の猛暑を受け、開催時期を7月から2020年3月に延期したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止となった。その後、2021年、昨年と2度にわたり開催延期となったため、今回6年ぶり20回目としてイベントを行う。
当日は、豊田駅北口側の「多摩平演舞場」、同南口側の「豊田南口演舞場」のそれぞれで催しを繰り広げる。多摩平演舞場では、道路上での流し演舞に加え、9時20分から開会式が行われる。それぞれの会場では模擬店も設けられる。同祭の開催に合わせ、地元の「豊田北口商店連合会」が多摩平第7公園(日野市多摩平7)で「オクトーバーフェスタ in 多摩平」を行うなど関連イベントの開催も予定する。
イベントの開催に合わせ、北口側の日野二中~豊田駅前信号間、南口側の多摩信用金庫豊田支店付近~豊田南歯科付近で交通規制や通行止めが行われる。
開催時間は9時20分~16時。