八王子市内の郵便局が10月2日、オリジナルフレーム切手セット「霊気満山(れいきまんざん)高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」を販売する。
11月4日・5日に東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3)で「日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子」が開催されることを記念して企画した。オリジナルデザインの84円切手10枚を1シートに収める。
高尾山を題材にした地域型のストーリーを持つ都内初の日本遺産「霊気満山高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」の構成文化財がデザインのモチーフになっており、メインビジュアルには高尾山薬王院(八王子市高尾町)の参道入り口に建つ「浄心門」のイラストを使った。
切手には、国指定史跡の八王子城跡(元八王子町3)や同じく国指定史跡である滝山城跡(高月町)、昨年1月に国指定無形民俗文化財に指定された「八王子車人形」、現在は「八王子まつり」として統合されている、八王子の西半分を鎮守する多賀神社(元本郷町4)の「上の祭り」と東の総鎮守・八幡八雲神社(元横山町2)の「下の祭り」、高尾山のムササビ、八王子芸妓などをイラストで表現した。
価格は1,330円(準備数500シート)。八王子市内にある62郵便局で扱うほか、「日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子」の会場でも販売する。