ハロウィーンイベント「はちおうじハロウィン2023」が10月29日、八王子市内で行われる。
京王八王子駅から八幡町までの約2キロ間で行う同イベント。小学生以下の子どもとその保護者を対象に、参加店で菓子をもらいながら街を巡る内容で、2016(平成28)年からハロウィーンの時期に合わせて行っている。
店を訪れ、合言葉の「トリック・オア・トリート」と言った子どもに菓子を配る。今回は58店が参加し大型商業施設では、セレオ八王子、八王子オクトーレ、八王子オーパ、「ビックカメラ JR八王子駅店」(以上、八王子市旭町)、「K-8」の愛称で親しまれている京王八王子ショッピングセンター(明神町3)、サザンスカイタワー八王子(子安町4)などが参加。セレオ八王子では、東京造形大学メディアデザイン専攻領域の学生によるワークショップや、フォトスポットを用意するなど店ごとにイベントに合わせた独自企画も展開する。
梅干し専門店「うめ八」や「うなぎ志乃ざき」(本町)、八王子エルシィ(八日町)、小坂時計店(東町)、レストラン「Pizzeria SECONDO(ピッツェリア・セコンド)」、日本茶専門店「網代(あじろ)園」、坂本呉服店(以上、横山町)、長野県上諏訪にある酒蔵「舞姫」のアンテナショップ「蔵人舞姫」(中町)、常設プレーパーク「天神町ぼうけんひろば」(天神町)、古書店「まつおか書房」(明神町4)、ちろりん村(明神町3)など地元の個店も数多く参加する。
子どもがいる家庭に地元店を知ってもらい、防犯や災害時など有事のために街とつながりを持ってもらうことを趣旨とする同イベント。企画に携わる「うめ八」の小磯道夫社長は「コロナの3年間はSNSへの投稿を呼びかけたり、スタンプラリーをやったりしたが、今年はシンプルに親子で一緒に店に行ってもらい、合言葉を言うと菓子がもらえる形にした。家族で地元・八王子の店を巡ってもらい街を楽しんでもらえれば。地図を見ながら親子で歩くという行為自体が一つの防災訓練になると思う」と話す。
開催時間は10時~15時(一部参加店では、11時、11時30分開始)、菓子なくなり次第終了。