広域八王子圏の年末年始、JR・私鉄・バス各社の対応についてまとめた。

一部の路線で特別ダイヤを適用する西東京バス

　JRは12月30日～1月3日、休日ダイヤで運行する。中央線では大みそかに三鷹～高尾間で終夜運転を行う。1月1日0時30分～4時30分の間、30～60分ほどの間隔で走らせる。青梅線では立川～御岳間で終夜運転を行う。下りは同2時、3時20分立川発、上りが同3時、4時38分御岳発の各2本を運行する。宮ノ平～沢井間は停車しない。首都圏では、そのほか山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線各駅停車、横須賀線などでも終夜運転を行う。

　初日の出に合わせた列車として、1日には高尾を1時30分に出発し、銚子に4時18分に到着する「犬吠初日の出1号」を運行する。初詣に合わせた全車指定席の臨時列車は、1月6日に青梅～成田間を結ぶ「開運成田山初詣青梅号」、同日と7日に高尾～高崎間を結ぶ「開運成田山初詣群馬号」、同7日に高尾～成田間を結ぶ「開運成田山初詣八王子号」を運行する。

　京王線は同30日～1月3日、土曜・休日ダイヤで運行する。大みそかは、京王線の新宿～高尾山口間で終夜運転を行う。運転間隔はそれぞれ約60分。京王線の北野～京王八王子間や井の頭線、相模原線、競馬場線、動物園線では終夜運転は行わない。

　新宿発高尾山口行きの臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」は、1日1時発の「61号」、同2時50分発の「63号」の2本運行する。乗車には運賃のほか、座席指定料金410円が必要。

　高尾山内でケーブルカーやリフトを運行する高尾登山電鉄（八王子市高尾町）では、ケーブルカーの終夜運転を行う。運転間隔は15分で、混雑時は7分。リフトは1日5時に営業を始める。

　西東京バス（明神町3）は12月30日～1月3日、路線バスを休日ダイヤで運行する。八王子駅北口発宇津木台行き、京王八王子駅発城山手行き、京王八王子駅と八王子駅北口の間で運行している「市街地循環」や西八王子駅発楢原町行きなど一部の路線では、1月1日～3日の間、特別ダイヤを適用する。市内を回る地域循環バス「はちバス」は期間中、平常ダイヤで運行する。京王バスは12月30日～1月3日の間、日曜・祝日ダイヤを適用する。

　多摩都市モノレールは同30日～1月3日、土曜・休日ダイヤで運行する。大みそかは0時～5時の間、30分～45分間隔で終夜運転を行う。