「八王子七福神めぐり」が現在、八王子市内で行われている。主催は八王子七福神会。
年明けに合わせて、八王子駅や西八王子駅周辺にある寺院で行われる新春恒例行事。期間中、参加者は色紙を持って各寺院を参拝し、御朱印を集める。
八王子と末広の両方に掛け「八福神」として、毘沙門天(びしゃもんてん)=本立寺(八王子市上野町)、恵比寿天(えびすてん)=成田山伝法院(南新町)、寿老尊(じゅろうそん)=宗格院(千人町2)、福禄寿(ふくろくじゅ)=金剛院(上野町)、布袋尊(ほていそん)=信松院(台町3)、新護弁財天(しんごべんざいてん)=了法寺(日吉町)、走大黒天(はしりだいこくてん)=善龍寺(元本郷町1)に、吉祥天=吉祥院(長房町)を加えた八王子市内にある8寺院を巡る。参拝の順番に決まりはない。
毎年色紙の色が異なり、今年は青色になる。7年分、7枚の色紙をためた人には金色の色紙を進呈する。受付時間は9時~17時。今月10日まで。色紙は各寺院で扱っており、1枚300円。御朱印料は各200円(筆入れの場合は300円)。御朱印帳を持参した場合は、御朱印を直接書くのではなく、書き置きの用紙を渡す。一部の寺院では特別御朱印を用意するほか、全ての寺院で書き置きを集めた人にはイベント特製のしおりを進呈する。小学生以下の子どもを対象に、無料で参加できる「子ども七福神めぐり」も行う。
同行事の開催に合わせて、「はちはく」の愛称で知られる「桑都日本遺産センター 八王子博物館」(子安町4)では、開催中の企画展「はちはくでお正月」で、七福神画や八王子市が所蔵する三代目大江巳之助作による「えびす舞人形」を紹介する。同展は今月28日まで。入場無料。