サンリオピューロランド(多摩市落合)が1月26日、植物性食材のみを使ったフードメニューの提供を始めた。
「ピューロランドプラントベースメニュー」の名で導入した今回のメニュー。肉や魚介類、乳製品、卵、ハチミツなどの動物性食材は使用せず、穀物や野菜、豆などの植物性食材のみを使う。
同園1階キャラクターフードコートでは、サンリオキャラクターの「ポチャッコ」をモチーフにした「ポチャッコの野菜ごろごろスパイシーカレー」(1,500円)を導入した。レンコンやヤングコーン、ナスなどを使い、同園広報担当者は「つぶらな瞳がかわいいポチャッコのカレーは、具だくさんな野菜カレー」と説明する。豆乳ホイップを使った「ハローキティのガトーショコラ ~豆乳クリーム添え~」(600円)も提供する。
ビュッフェ形式でメニューを提供する、4階館のレストランでは、「大豆ミートのキーマカレー」「ごまドレッシング」「シーザードレッシング」の3品を加えた。70分制で、料金は、大人=3,200円、小学生=1,600円、3歳~小学校入学=1,100円。
今回導入したメニューには、緑色を基調に「ハローキティ」を描いたアイコンを付けて案内する。同園公式ウェブサイトでは、「添加物に動物由来の材料を使っている場合がある」「完全な菜食主義を目指す方向けの商品ではない」などの断り書きを入れている。
「昨今、インバウンド需要の回復や健康志向の高まりから、食事面においてもニーズや好みが多様化している。そのため、ピューロランドでも、ゲスト一人ひとりのニーズに応えていくため、今回の『プラントベースメニュー』を導入した」と担当者。
入場は同園ウェブサイトなどで事前予約が必要。