鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)と、子ども向け全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」(同)が3月13日、リニューアルオープンした。
両施設は京王動物園線・多摩動物公園駅横にあり、京王電鉄が運営する。2013(平成25)年10月に開業した「京王れーるランド」は今回、本館2階に「プラレールタワージオラマ」や「プラレールペイント工房」を新設するなど「プラレール」に特化する形に改装した。
「京王あそびの森 HUGHUG」は、2018(平成30)年に開業。今回屋外に高さ約16メートルの「アスレチックタワー」、ジップラインなどを設けた高さ1メートル強のコースを一筆書きで進む「キッズコース」から成る新アトラクション「HUGTRATOPS(ハグトラトプス)」を新設した。
当日は両施設の営業開始前にオープニングセレモニーを行った。テープカットには日野市で育ったという、タレントのほいけんたさんや多摩動物公園の渡部浩文園長が参加した。
京王電鉄は両施設と多摩動物公園を合わせて「キッズパークたまどう」と称し施策を展開しており、セレモニーには京王電鉄のキャラクター「けい太くん」、「京王あそびの森 HUGHUG」のキャラクター「ハグー」、多摩動物公園を表すキャラクターとして描いているトラの着ぐるみも出席した。
京王電鉄の南佳孝常務は「この地に多摩動物公園ができて今年は66年目。その6年後、東京オリンピックの年に多摩動物公園駅がオープンした。駅はちょうど還暦を迎える」とした上で、今回のリニューアルを受け、「このエリアが一層にぎやかで楽しいところになるんじゃないかと期待している。『HUGTRATOPS』は5つの名前候補の中からお客さまに投票で決めてもらった。笑い声であふれ、皆さまに愛される施設になれば」と話す。
「京王れーるランド」の営業時間は9時30分~17時30分。入館料は400円(1歳未満無料)。「京王あそびの森 HUGHUG」の営業時間は10時~17時20分。料金は、「アスレチックタワー」が中学生以上=3,000円、小学生以下=2,000円。「キッズコース」は1,500円。利用にはチケットサイト「アソビュー!」からの事前予約・チケット購入が必要。それぞれ水曜定休。