「春のはちおうじ鉄道フェス2024」が3月24日、東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3)で行われる。
JR東日本八王子支社、京王電鉄、西武鉄道が協働して行う今回のイベント。同施設展示室Dを会場に、鉄道会社3社によるさまざまな企画を行う。
JR東日本の車両「E233系」の運転台操作体験やマジックハンドを使った落とし物の拾得体験、起床装置体験などの「鉄道のお仕事体験」、各社の子ども用制服を着て電車の顔出しパネルと共に記念撮影ができる「フォトスポットで思い出を撮ろう」を行うほか、特急「あずさ」などに使われている「E353系」、「京王ライナー」で使われている「5000系」など各社の車両のプラレールも展示する。
手のひらサイズのマグネット付き缶ケースに鉄道をモチーフにしたミニジオラマを作るワークショップ(800円、電車付き=900円)も行う。11時、14時には、それぞれの鉄道会社で働く運転士や車掌が集まり、仕事への思いなどについて語るトークショーも開催。JR東日本と西武鉄道はグッズ販売も行い、JR東日本は1回1,000円で引くことができる「鉄道くじ」を行う。
プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」もイベントに参加し、選手とのシュート体験やグッズ販売を行う。
多摩エリアを中心とした回遊性の向上を狙い、相互に旅客誘致を図っている各社。駅を巡り、専用台紙の上でスタンプを組み合わせて絵柄を完成させる「京王×西武×JR 鉄道めぐりスタンプの旅」も3月31日まで行っている。
今回のイベントについて、JR東日本八王子支社の広報担当者は「お子さまが鉄道に携わる社員と直接触れ合い、鉄道に親しみを持っていただきたいという鉄道会社3社の思いが合致し、今回の企画が実現した。春休みの思い出作りに、ぜひ来てほしい」と話す。
開催時間は10時30分~15時。入場無料。