サンリオピューロランド（多摩市落合）が3月27日、サンリオキャラクター「シナモロール」を主人公にした体験型の新アトラクションを今夏から稼働すると発表した。

体験イメージ

　今回は同園1階「ディスカバリーシアター」を演出に合わせて座席が動く「モーションシート」を採用し、物語に没入できる体験型シアターアトラクションとして改装する。会場内には大型スクリーンを2面用意して、「シナモロールと一緒に虹の謎を解き明かす冒険に出かける」物語を展開する。所要時間は約5分。

　物語はチームに分かれて展開する。劇中のシューティングシーンでは、「シナモロール」らの冒険をサポートする形で観客も「魔法のステッキ」を使って参加できるようにする。チームごとにシューティングの結果を表示し、その回の「ベストシューター」も発表する。同園はこの「デュアルスクリーンシューティングシステム」の導入を「日本初」とうたう。

　同園が体験型アトラクションを導入するのは、2013（平成25）年の「～マイメロディ＆クロミ～マイメロードドライブ」以来で11年ぶり。同園担当者は「今夏はじまるシナモンとの冒険を楽しみに待っていてほしい」と話す。アトラクションのタイトルや詳細は決まり次第知らせるという。