西東京バス(八王子市明神町3)が10月1日、路線バスのダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、八王子・西多摩地区の一部路線の土曜・休日を中心に運行ダイヤを見直した。
八王子・西多摩地区では、2021年に八王子の中心市街地を時計回りに循環する系統として運転を始めた「市街地循環」について、土曜・休日の8時・9時台や、16時~18時台の運行ダイヤを見直し約30分間隔へと減便した。
土曜・休日は西八王子駅から八王子市役所を通り、楢原町に向かう「市02」系統など「西八王子~八王子市役所方面」のほか、「八王子駅北口~大和田方面」「京王八王子駅~バイパス経由~宇津木台」「京王八王子駅~ひよどりトンネル~戸吹」「日野駅~宇津木台」で終日20分間隔に変えた。
「京王八王子~馬場谷戸方面」は日中10分間隔に変わった。「京王八王子駅~元八事務所~高尾駅北口・南口」は1時間間隔、高尾街道上では30分間隔、「西八王子~元八事務所~グリーンタウン高尾」は同様に1時間間隔で、中央道バス停下で30分間隔での運行に変更した。「西八王子駅~松枝住宅」は朝夕20分間隔で運転するが、日中は30分間隔に変わった。「西八王子駅入口・中央図書館~長房団地方面」は1時間当たり4本の運行となった。
運行系統の見直しも行う。「高尾駅北口~夕焼小焼」の新設に伴い、早朝、夜間に運行している「高尾駅北口~陣馬高原下」系統の発着地点を一部、「夕焼小焼」停留所に変更した。平日10時・11時に1本ずつ運行していた「医療センター~霊園正門~宝生寺団地」の「医01」系統は廃止した。「京王八王子駅~左入~拝島駅」系統は、国道16号線への経路統一に合わせて停留所の廃止などを行った。
奥多摩、あきる野・檜原エリアの路線では、国や都、県、沿線自治体からの補助金で維持している地域間幹線系統などでダイヤを改正した。「奥多摩駅~奥多摩湖」などで平日の運行本数を増やし、「奥多摩駅~小菅の湯」では平日の運行を取りやめるなど地域公共交通計画に基づいて見直した。
新ダイヤは現在、時刻表検索サイト「バスナビ.com」で公開している。