そごう八王子店(八王子市旭町)で10月6日から、北海道の名産品が一堂に会する「秋の北海道 物産と観光展」が始まる。
同店の「北海道展」は季節ごとに実施されているが、秋の物産展のみ北海道が主催し、観光を前面に打ち出して行う。道主催の物産展は今回で25回目。道内各地から計59店が集結する。
今回の目玉は函館開港150周年を記念した「函館特集」。「横浜の開港150周年は八王子から近いということもあり皆さんに知られているが、函館も今年150周年ということは意外と知られていない。観光展も行いながら認知していただきたい」と同店広報担当の吉田さん。
会場では、五稜郭などの函館の観光地や函館港の歴史をパネルにした「パネル展」や観光DVDの放映などに加え、第30代ミス函館を務める林未花さんが開港150周年を記念してオリジナルのラベルを貼ったミネラルウオーター「夢水気」を先着200人に配布するイベントを行う。配布は6日15時から。
「今回は函館を軸に出店を要請した」と担当者。9社が初めて参加するが、このうち、イートインスペースに出店するラーメン店「新函館らーめん龍鳳」(函館市)や実演販売を行うケーキ店「ジョリクレール」(北斗市)など3社は函館から参入する。札幌の海鮮居酒屋「北のあじ彩」(札幌市)が「海鮮 北海丼」(1,365円)を提供。
また、道主催で25回目を迎えたことを記念した特別提供品も用意。ここでも、「掴み鮨 海楽」(函館市)の「海楽弁当」(1,428円)や洋菓子店「ペイストリースナッフルス」(函館市)の「蒸し焼きショコラ」(1,050円)など、函館からの品が多く並ぶ。
そのほか、ステンドグラスや婦人用防寒靴など工芸品も数多くそろえる。開催時間は10時~20時(最終日のみ17時まで)。今月13日まで。