
飲食店や美術館を運営する「うかい」(八王子市南浅川町)が3月13日、大阪・関西万博の会場内に鉄板料理店「うかい亭 大阪」(大阪市此花区)を出店すると発表した。
1964(昭和39)年、奥高尾に日本料理店「うかい鳥山」を出店した同社。1974(昭和49)年には鉄板料理店「八王子うかい亭」(暁町2)を開業した。現在は八王子市内のほか各地に店を構える。
今回は万博が4月13日に始まるのに合わせ、「うかい亭」としてカウンター専門店を出店する。店は「ロイヤルホスト」などを手がけるロイヤルホールディングス(福岡県福岡市)とコカ・コーラボトラーズジャパン(港区)が会場内の催事場「EXPOナショナルデーホール(愛称レイガーデン)」に協働で展開する「ラウンジ&ダイニング」内に設ける。
席数は8席。店では黒毛和種のステーキをメインにし、さまざまな鉄板料理を提供するという。同社広報担当者は「世界各国のゲストを出迎えるにあたり用意するのは、長年、『うかい亭』で愛されてきた定番料を交えた特別コース。シェフの技に目を奪われ、会話を楽しみながら五感を通じて、香りや音までも味わえる臨場感を期間限定の特別な空間で堪能してほしい」と話す。
営業時間は11時~21時(1部=10時50分~13時、2部=13時30分~15時40分、3部=16時10分~18時20分、4部=18時50分~21時)。完全入れ替え制。料金は、ランチ=2万5,000円、ディナー=3万5,000円。10月13日まで。