
西東京バス(八王子市明神町3)が4月1日、路線バスのダイヤを改正する。
同社のダイヤ改正は昨年10月以来となる。今回は利用状況に合わせて運行を見直すほか、一部の路線では混雑時間帯の運転本数を増やす。
2021年に運行を始めた「市街地循環」については、運行経路を変更し、運行本数も見直す。これまでは京王八王子駅を起点に、八王子駅北口、みずき通り、市の文化施設「いちょうホール」(本町)、元横山町1丁目、明神町などを巡って、京王八王子駅へと循環するルートで、平日=42本、土曜・休日=35本を運行していた。
路線としては同ルートも残すものの、平日は運行せず、土曜・休日1本のみの運行に変更する。新たに京王八王子駅を起点に、八王子駅北口、三崎町、南町、みずき通り、いちょうホール、元横山町1丁目、浅川大橋南、桑並木通り、八王子駅北口、京王八王子駅と巡るルートを設定し、平日=21本、土曜・休日=20本を運行する。
広域八王子圏では、京王八王子駅を起点に、ひよどり山トンネルを通って、戸吹へと向かう「ひ01」系統で平日朝と夜の2本を増発する。同駅から宝生寺団地、恩方ターミナル間の「陣02」系統は平日夕方に1本、日野駅と宇津木台間の「日21」系統は平日朝に2本増やす。恩方営業所を起点に高尾駅南口へと向かう「元八02」系統は廃止する。
同社は同日から、東京都内と山梨県内で運行している全路線の一部区間で片道運賃の変更を行う。初乗り運賃は変わらず、降車する停留所によって現在より運賃を10~80円程度値上げする。